昨日は、様々な人と話せた一日でした。
スポーツのインストラクターをしている素敵な方に聞きました。
「学校のクラスの人数が30人の時もあれば、
ちょうどクラスが増えるまであと1人人数が足りなくて、40人のクラスもある」
「他にも、教室が足りないという理由で、人数の多いクラスをつくっている場合もある
親の立場としては、なるべく少ない人数で、きめ細やかなクラスで勉強して欲しい」
当然の親の願いだと思います。
もちろん、予算や状況にあわせた事情があるのだと思いますが、
こうした実際の親の声がどれだけ、行政に届いているでしょうか。
確かに、様々な議論があります。
例えば、ある世代の方に聞けば、
●昔はぎゅうぎゅうに詰め込まれていたけど、
その中の競争の力が、生徒をのばしていた、→ 少人数学級反対
そんな声もあります。
最近は合併や休校が続いていますが、
過疎地の例えば、数人の学校の学力調査を見ると、
大人数の学校と差はない、あるいは低いという結果も出て、
驚きの声が上がった事がありました。
単純に母数が違うので、平均では比べられませんが。
ただ、きめ細やかな教育を受けさせたいというのは、
親の正直な願いです。
そして良い先生や教育によって、こどもはどんどん変わり、成長していきます。
そうしたことを願うのは当然だと思います。
そうした時に、単純に「基準がこうだから出来ない」とだけ言ってしまうのは
本当の行政の仕事と言えるでしょうか。
基準に限界があるなら、袖ヶ浦市のように独自予算で教育の充実をはかれないか、
予算に限界があるのなら、何かできることを探そう、
そういう少しずつの改善が求められていると思います。
例えば、自分の子どもを入れるのに、どんな学校にいれたいか、
市の職員がそういうことを想像しなくてはだめです。
そうすれば、実際に保護者の不安や意見も聞きながら、
政策をつくるらなくてはと思うはずです。
最後にその方が言って印象的だった言葉です。
「今までは政治家というと、イベントに挨拶に来る時に
頭を下げて「先生」という印象でした」
ですが、全ての政治家の給料は私たちの払う税金です。
市民の感じる不安や意見を気軽に言える人でいたいと思いました。
さて、昨日は山形から友達が応援に来てくれました。
ひさしぶりで、とても励まされました。
また父・正行の教え子の方が
周南と八重原の人とそれぞれ会う事が出来ました。
素敵な人たちでした。
木更津中央の同級生が2人、
一日暑い中、町歩きを手伝ってくれました。
本当にありがとう。
少しずつですが、支援して下さる人が、増えています。
本当にみなさんのおかげです。
と、そんな夜、電話が鳴りました。
地域の知り合いになったじいちゃんからでした。
内容はいろんないやがらせなどを受けたり、
一人、街を歩いている自分の姿が無謀で、
心配だ、ということでした。
さらに、お金や有力な人の支援があるなら良いが、
それもなしに、ただ政治活動をしていても、
無理だと思う、と。
NHKを辞めないで、
退職まで続ければ良かったのに、そう言われました。
僕は「あきらめることはできませんから、
とにかく汗をかいてやるだけです、ありがとうございます」
そう答えた。
僕が考えていたのは、全く別の事。
この僕の事を心配して、夜に電話をかけてくれたじいちゃんの優しさでした。
本当にありがたい。
もう一言言えば、
こうしたじいちゃんとのつながりだって、
サラリーマンを辞めなければ経験できないものです。
だから大丈夫。
街を歩けば、さまざまなことはあります。
にらみつけられること、パンフレットを捨てられる事、
あいさつをしても聞こえないふりをして無視する方。
それぞれの方に、いろんな感情や事情があるのでしょう。
そうしたことに負けて、若い世代があきらめてしまえば、
世の中は決して良くなりません。
僕はこんな事をしてきた、そういう自慢話ではありません。
そうした時に思う事です。
大学生の時に行ったアフリカ南部のザンビアでは
家族を支えるため、12歳から売春をする15歳の女性に話を聞きました。
その人の苦しみ。その人の瞳。
NHK時代には故郷である日本で、
苦しみながらなくなっていく残留孤児の女性をみおくりました。
その人の思い。最後に僕を見た表情。
例えば、そうした事に比べて、
いやがらせで自分が落ち込むことなど、なんて小さい事でしょうか。
僕のような若僧を困らせるため、
いやがらせをするために、だいの大人が話し合っている様子など、
本当に「屁」のようなものです。
大人なのに、良く恥ずかしくないものだ。
どんないやがらせにも僕は負けません。
街のために、人のために汗をかく、そのためにがんばります。
※そんな中、昨日誕生日でした。
今日からは30歳、下田けんごです。よろしくお願いします。
実は悩む日々が続いています。
もちろん、めげるつもりはないのですが、
様々な行動を取る人がいて、
例えば、自宅に来て、家族の前で大きな声を出す方、
人数を連れてくる方など。
全て、自分の3歳の娘や母の前です。母は体調を崩しています。
もちろん、私の未熟な政治活動にいちばんの原因があると思います。
ですが、、、、そんな事に悩んでいます。
そんな時、尊敬する何人かの先輩から電話やメールがありました。
みなさん、政治の世界で長く活躍されている方々です。
経験は豊富で
・車のミラーを折られる
・暴力団の方が来る
など、そんなことでめげてはだめだよ、とアドバイスをいただきました。
特に
「マイナス面に対応していると時間も精神的余裕もなくなってきてしまうよ」
と温かい言葉を頂きました。
先輩の一人は震災のボランティアを続けてきて、
私が政治活動の柱として「防災」のことを言ったところ、
いちばん良くないのは「防災に強いまちづくり」という言い方だ、
そうおっしゃっていました。
ポイントは4月の統一地方選挙でも、
ほとんどの候補が「防災に強いまちづくり」と訴えていましたが、
実際今回の震災で津波などで大きな被害を受けたところは、
巨大な防波堤など、防災の設備は比較的進んでいる地域だったこと。
さらに、地震などの災害はいくら予測しようとしても、
突然、予想もしない時に、起こることもある。
だからこそ、どちらかと言えば
「被災に強いまちづくり」こそ、大切なのではないかと言われ、
ハッと気づかされました。
私も、震災を体験、取材した経験から、
●誰が誰を助けるのかを決めたきめ細やかな防災計画をつくる
●住民自身で命を守り合う自主防災組織を何とか増やせないか
という政策を訴えてきましたが、
それはまさに「被災に強いまちづくり」ということですよね。
先輩はさらに、
「君津には用水路やわき水など豊富な水資源がある、
例えば小さな水力発電をそうしたところで利用するようにすれば、
普段は農業や地域に、
緊急時は病院や老人ホームなどの電気に回せば、
まさに、被災した時に実際に役に立つ、助かる政策になる」
とおっしゃっていました。
妻の友人に小規模水力発電で、
地形に合わせた発電を提案しているパイオニアもいます。
ぜひ、きみつで政策にしていきたいと思います。
嬉しい声も毎日頂いております。
まちづくり新聞を見ての反響です
●高校の友人の妹から、
「政治は難しく、関心がない。
でも、子どもの未来を良くしたいという思いは同じです」
●市内の女性から
「様々な立派な政治家が現役を退き、
あるいは亡くなってしまった今、
地域のためにがんばろうとする若者を応援したい」
どんなに嫌がらせを受け、落ち込んでいても
こうした声を聞くと、吹き飛びます。
今日もがんばります!
みなさんに感謝!
介護の現場で働いている方にお話を聞くことが出来ました。
心配しているのは介護の経営者の話。
たくさんの民間の方が参入しているのは良いことなのですが、
現場の視点から見ると、入っている方、働いている方、両方の
待遇などで、大きな差があるそうです。
県や市がその実態をしっかりと見ている感じでもなく、
大丈夫だろうかと心配しておられました。
確かに、介護施設のベッドはいっぱいで、
多くの方が待っている状態ですから、
その分、新しい施設が出来るのは市民にとってありがたいことです。
一方で、たまたま、待遇の悪い施設で働き、
介護の現場がいやになってしまう話もあるとか。
税金や市民の善意が活かされるようにしたいと思いました。
今日は、昨日と同じく、風が吹かない、暑い日でした。
ある地区をまわりました。
父が消防団時代にお世話になった方や、教え子の方にも
偶然会うことが出来ました。
何人かの後輩の仕事している姿も見ることが出来て、
自分もがんばらなくてはと思いました。
途中、急に空が暗くなり、
なんとなく家に帰ると、外は大雨になり、
雷がすごい音を立てて落ちていました。
ちょうど92歳の祖母が一人でいたので、
一緒に落ち着くのをまっていました。
その直前には畑にいた女性の方と話していたので、
「その人は雨が降る前に帰れたろうか」と少し心配になりました。
まもなく止んだので、たぶん大丈夫でしょうか。
さて今日の政治まめちしきは
「政治にはお金がかかる」という話についてです。
政治というと、
普通の人が入れない高い料亭で悪い顔をしてナイショの話をしていたり、
愛人のために高級ブランド品をプレゼントしていたり、
裏でお金を配っていたりするかも!
そんなイメージがある人もいるかもしれません。
僕は3月までサラリーマンをしていたので、
普通の感覚で、判断しますが、
実際、お金はかかります笑
例えば、すごくわかりやすい例を書いてみましょう。
例えば、君津市にこんなものが必要だ
こんなアイデアが必要だ、
そんなまちづくりの新聞を書いて、郵送するとします。
名前を強調したりしなければ、
これは純粋な政治活動なので、自由です。
ワープロで印刷して、紙代はそんなにかからないとして、
問題は郵送代です。
君津のことだから市民全員に知って欲しい!
そう思ったあなたは全世帯に配るとします。
すると郵送する封筒には80円切手が必要です。
君津市の全世帯数は約3万6千世帯です。
計算すると、それだけで、合計288万円です。
僕が一生懸命貯めてきた貯金はもうなくなります。
子どもの学費にためてきたお金を合わせても足りません。
話は続きます。
まちづくりの話は年1回でよいでしょうか?
いやいや、状況も議論も変わるので、
年4回は出したい
288万円×4回は 1152万円です。
それを例えば政治家の任期である4年間続けたら?
4608万円かかります。
もちろん、全世帯に出す人はいないかもしれないし、
大量に出す場合の割引などもあるので、
このままの数字ではありませんが。
これに加えて、事務所の家賃や電話代、電気代、
駐車場代などがかかります。
選挙がある人はその時にもお金がかかります。
こうしたことがあるために、
一般的には、親が政治家の人が議員になったり、
(親の後援会の人脈や人などを使えるため)
副業で収入のある人が議員になったりすることが
多いと言われています。
でも僕はそれだけではやはりおかしいと感じます。
普通の人の感覚が全く反映されない政治になってしまうと思うからです。
とはいえ、明るい方向もあるんです。
メールやこのブログは基本的には無料です。
政策を伝えるのにメールマガジンなどをつくっても良いですよね。
僕は、山あいの地区の方のお話を聞きに、会いに行くのが好きなので、
それは続けます。
ですが、新しいメールやブログも使って、
大きなお金を使わずに、やらなければと思っています。
休みを使って、ボランティアで政治活動を手伝う人もいます。
僕も友人があまりの金のなさにか、
あるいは情けを感じて、政治活動を手伝ってくれています。
僕はもちろんありがたいと感じながら、
これが未来の政治のかたちだと感じています。
この街を良くしたい、そう思う人なら、男女も、年齢も、お金のあるないも関係なく、
参加できるまちづくりでありたいと思います。
僕も後援会をつくっています。
会費もありませんので、
もしよかったら、入会して、いろんな話をしませんか?
何かおしつけるようなこともないし、
義務もありません。
ただ、一緒にいろんな世代で、いろんな話をしましょう。
連絡待っています。
先日訪問した鹿野山地区のお話です。
鹿野山は観光地のマザー牧場から清和地区の方へ下って行くところにあります。
今はマザー牧場が有名ですが、
歴史ある神野寺(じんやじ)の門前町でもあります。
たくさんの人から意見を聞きました。
・若い人が残れるようにしてほしい。
・静かで空気がきれい。
・観光客は通り過ぎてしまって、地元の人にメリットがない。
・神野寺のトイレは改修され、寺の人がすごくきれいにしてくれている、
一方九十九谷(くじゅうくたに)のトイレは汚いことがあり苦情が出たりしている。
九十九谷というは神野寺から下る途中の展望台で、
房総半島の丘陵地帯が見渡せる、めちゃくちゃきれいな所です。
夕方は特に素敵です。
ちょうどいろいろ取材した後に、駐車場などの工事をされている方がいましたので、
もしかしたら、改修されているのかもしれません。
今度見てみますね。
美しい景色の場所ですから、使う方もきれいに使って欲しいですね。
鹿野山地区の男性にすごくはっと思わされたことがあります。
僕はマザー牧場に行くのに、道が狭くて不思議に思っていました。
観光産業で地域にしごとと収入を、というのが僕のテーマなので、
「道ももっとひろくすれば観光客来ますよね」と話した。
というのも、だいぶ広くなったけどまだまだ狭いんです。
渋滞もあるし。
ただ、ちょうど富津市と君津市の境にあるため、
工事が進まないという話も聞いたので、そんな風に話したんです。
すると男性は言いました。
「もちろん、道はよい方が良い、
ただ、大量の車が、早く通れればいい、というのは少し昔の考え方ではないかな
だって、それはマザー牧場だけに行って、またすぐに通り過ぎるだけ、帰るだけになるから」
と話しました。続けて
「例えば、この空気、緑のにおい、きれいな水もある。
鹿野山地区だけじゃなくて、ふもとの清和(せいわ)地区、小糸地区、周南(すなみ)地区
と協力して、ゆっくり上れるトロッコか登山道みたいなものをつくったらどうかと思うんです。
そして、道沿いの木や花を整備して、花を見ながら、景色を見ながら、ゆっくりゆっくり観光する
そして鹿野山地区に着いたら、寺やわき水を楽しんでもらえばよい」
男性はその水場を整備するために、仲間と草刈りしてきたんだと笑いました。
確かに鹿野山地区の方たちはまちづくりに燃えていました。
そして、みんなで協力しているのが伝わってきました。
本当にすごいです。
美しい寺
きれいな空気、
壮大なパノラマ展望スポット
素敵な木工家具屋さんもあります。
そして、地域のために頑張るアツイ男たち
みなさんも鹿野山地区にぜひ遊びに行ってみて下さい。
毎日、アクセスしていただいたのに、更新せずに失礼いたしました。
実は、はりきり過ぎたのか気管支炎にかかってしまい、寝込んでいました。
今は寝ている時も考えます。
「一日100人会えるのに、今日もマイナス100だ・・・」
君津市民は約9万人ですから、全員に会って、街の課題や悩みを聞きたい自分としては、
月に3000人だとしても、年3万6千人、
だから全員に会うには、2年半以上かかる長ーい道のりです。
にもかかわらず、ごめんなさい。
連絡を頂いた方もありがとうございました。
またみなさんに話を聞きに行きます!
さて、今日は先日聞いた介護の現場で働く方のお話です。
先日の震災、その方は君津市内の介護現場にいたそうです。
施設には体の状態に応じて、鼻からのチューブで栄養を取る方がいるのですが、
震災後、その栄養パックが底をつきそうになったといいます。
そうした方にとって栄養パックはまさに命の綱です。
それがなくなる、
介護で働くその人は手を尽くして探したそうです。
しかし工場がストップしていたり、
優先的に被災地に送られたりして、
どうしても、手に入らない。
困って、行政の担当者に電話すると一言
「そういうことは聞いていません」
そう、言われたそうです。
100歩ゆずって、行政の中立性とやらのために、
個別の事例に対応できないということかもしれません。
だけど、そこには人間がいます。
行政の担当者も人間です。
目の前に、その人がいなくても、その書類の先に、その電話の先に、
命の危機があることを気づかないのはおかしい。
結局、別の地方の業者からまわしてもらい、ことなきをえたということでした。
僕はこうしたことが許せないし、めちゃくちゃ怒りを感じます。
ただ、政治活動を始めた以上評論家じゃないのだから、
批判だけはできない。
具体的により良くしたい。
そう考えて思うのはやはり「積み重ね」です。
みんな忙しい、
みんな生活のことがある、
政治に興味がない
そんな理由で、あきらかに政治が信用できないという感じがただよっています。
だから、そのときのニュースの流れで政党で投票したり、
全然考えなく、誰かから推薦された人に入れたりします。
あるいは投票に行かない人もいます。
でもそれがいちばんの問題だと僕は思います。
東日本大震災で、やっぱり被災地の現場では
役所や政治になんとかしてほしいと
みんなが望んでいました。
でも、急にはどうにもならない。
役所や政治家によって、市民の感覚や悩みにどんどん答えていく役所と
それはできません、って言ってしまう役所に分かれていました。
それにはやっぱり信頼を積み重ねていかないと行けないと思います。
それには
ただ、市役所で職員にクレームをつけてもだめです。
ただ、そのままの現状のまま、おまかせでもだめです。
選挙のたびに、あるいは地域のできごとのたびに、
もっとこうしたらよいのに、
じゃあ自分たちでこうできないか、
そんな風に話し合いや協力を積み重ねられれば、
絶対にまちは良くなると思います。
市の職員を敵視しても、前進しないし、
まちを良くしたいと思っている職員もたくさんいます。
だって、高い税金払っているじゃないですか。
そして、せっかく自分の住む街だから。
と、そんな考えでいます。
しかし!こうした理想論、上から目線は本当にだめだめです。
僕はだめです。
ですので、そんな街になるにはどうしたらいいか考えています。
そして今思うことは一つ、
僕が政治活動の中で他人に対して思い切って尽くす、
面倒なことを引き受ける、
苦労をいとわない、
人の悪口を言わない
政治的な駆け引きもしない
それが本気で、本当に苦労しているな~とみんなが思えるものならば、
「自分も何か自分の分野でまちづくりしてみようかな♪」
私たちの世代も含めた、いろんな年齢の人に
そんな風に思ってもらえるのではないかというのが
信じる道です。