今日は朝は仕事や遊びに出かける人に街頭に立ってごあいさつ。
僕は少しでも目立つように「本人」という緑のタスキを掛けているのですが、
ときどきツッコまれます。
「兄ちゃん、本人じゃわからないよ、誰?」
「いやいや、(名刺を渡して)
こういうものです。名前を何度も言ったり、名前の入ったタスキを着けたりすると、
違法な事前の選挙運動と勘違いされてしまうので、すみません」
そんなやりとりがあります。
2時間ほど立ち続けていると、
一度現場に行った仕事の大型車などが帰ってくることがあったり、
家族を送り終えた人が通り過ぎることがあります。
そうすると、ちょっとだけ反応してくれたりして。
本当に少しずつのことですが、嬉しいです。
あとは、「握手」について。
もちろん断られることもあるのですが、
一回一回握手をしていくと、そのたびにエネルギーが湧いてくるような気がします。
政治に興味がある人も、
さまざまな仕事上の立場もあるひともいますが、
「一生懸命やれ!」とぐっと手を握られると、
歩き疲れや暑さの疲れがなくなって、
また次の人に会う元気が湧いてくるような気がします。
今日出会った方、本当にありがとうございました。
先日訪問した鹿野山地区のお話です。
鹿野山は観光地のマザー牧場から清和地区の方へ下って行くところにあります。
今はマザー牧場が有名ですが、
歴史ある神野寺(じんやじ)の門前町でもあります。
たくさんの人から意見を聞きました。
・若い人が残れるようにしてほしい。
・静かで空気がきれい。
・観光客は通り過ぎてしまって、地元の人にメリットがない。
・神野寺のトイレは改修され、寺の人がすごくきれいにしてくれている、
一方九十九谷(くじゅうくたに)のトイレは汚いことがあり苦情が出たりしている。
九十九谷というは神野寺から下る途中の展望台で、
房総半島の丘陵地帯が見渡せる、めちゃくちゃきれいな所です。
夕方は特に素敵です。
ちょうどいろいろ取材した後に、駐車場などの工事をされている方がいましたので、
もしかしたら、改修されているのかもしれません。
今度見てみますね。
美しい景色の場所ですから、使う方もきれいに使って欲しいですね。
鹿野山地区の男性にすごくはっと思わされたことがあります。
僕はマザー牧場に行くのに、道が狭くて不思議に思っていました。
観光産業で地域にしごとと収入を、というのが僕のテーマなので、
「道ももっとひろくすれば観光客来ますよね」と話した。
というのも、だいぶ広くなったけどまだまだ狭いんです。
渋滞もあるし。
ただ、ちょうど富津市と君津市の境にあるため、
工事が進まないという話も聞いたので、そんな風に話したんです。
すると男性は言いました。
「もちろん、道はよい方が良い、
ただ、大量の車が、早く通れればいい、というのは少し昔の考え方ではないかな
だって、それはマザー牧場だけに行って、またすぐに通り過ぎるだけ、帰るだけになるから」
と話しました。続けて
「例えば、この空気、緑のにおい、きれいな水もある。
鹿野山地区だけじゃなくて、ふもとの清和(せいわ)地区、小糸地区、周南(すなみ)地区
と協力して、ゆっくり上れるトロッコか登山道みたいなものをつくったらどうかと思うんです。
そして、道沿いの木や花を整備して、花を見ながら、景色を見ながら、ゆっくりゆっくり観光する
そして鹿野山地区に着いたら、寺やわき水を楽しんでもらえばよい」
男性はその水場を整備するために、仲間と草刈りしてきたんだと笑いました。
確かに鹿野山地区の方たちはまちづくりに燃えていました。
そして、みんなで協力しているのが伝わってきました。
本当にすごいです。
美しい寺
きれいな空気、
壮大なパノラマ展望スポット
素敵な木工家具屋さんもあります。
そして、地域のために頑張るアツイ男たち
みなさんも鹿野山地区にぜひ遊びに行ってみて下さい。