消防団の先輩たち
「何でも知っている、おれは何でもできる、
そんな態度を取ってはだめだ、
たくさんのことをこれから勉強していく、
そのために努力する姿勢を見せないとだれも応援してくれないよ」
たしかに。
どんなことも一人ではできません。
特にまちづくりは種を植えるのも水をやるのも、花を咲かせるのも、
その花を見るのも、一人ではできません。
また、明日に活かします。
ありがとうございました。
昼には7月1日から入団する、君津市消防団第4分団の交流会に参加しました。
これまでは手続きなどもあったので、
全員の先輩と会えたのはこの日が初めてでした。
かなり故郷にいませんでしたが、
顔を拝見すると、なんだか懐かしい感じが心に湧いてくるのわかりました。
不思議です。
ロープで遊んでもらった先輩団員の方など、
みなさん優しくしていただき本当に感謝でした。
みなさんが共通するのは地元が好きだ、という思いです。
忙しい仕事の合間に訓練や消火のための設備の点検などを
行っています。
なにもわからないところからのスタートですが、一生懸命やります。
よろしくお願いします。
そして今夜、読んだ新聞には消防団の記事が載っていました。
岩手宮城福島の3県で亡くなった団員の数は130人以上だと。
なぜ、命をかけてまで住民を守ったのかを
取材して歩く記者のルポでした。
今日は地元の先輩たちと話したことでとても嬉しくなりました。
ただ、消防団という役割は火災にしろ防災にしろ、
本当に重要なしごとがあるのだと、真剣な気持ちになりました。
震災について、さまざまな思うところはありますが、
まだ心情的にも、政策的にも、また被災地のことに関しても、
整理できておりません。
ただ、ひとつ思っているのは、
その一端であっても取材し、話を聞いた僕にできるのは、
君津の防災を強化して、住民の命を守れるものにすることだと思っています。
時間がかかることですし、一部の地区だけでできるものではありません。
少しずつ多くの人と話をしながら、すすめていきます。
一方で房総沖の余震の可能性も高くあります。
ですから、急いで、きちんとした政策を作っていきたいと思います。