周南(すなみ)公民館40周年記念式典&12月議会の質問解説「病気の時の保育・道路修繕」☆
今年度は地区のみーんなで、グランドゴルフ大会をしたり、
地区の歴史建造物や巨木を見るハイキングをしたり、
昔の写真を集めて、記念誌を作ったり。
ボランティアの方を中心に充実した地元でのイベントがありました。
そのそうまとめとしての式典でした。
式典の最後にはサークルの方たちが様々披露していただきました。
少し様子を紹介します。

こちらは民謡サークル。
曲はなんと自分の勤務していた山形の民謡「最上川舟唄」でした。
NHKでは「民謡コンクール」の予選や本番の収録を担当することもあったので、
実は民謡かなり聞いています。
とってもお上手でした。

こちらは日本舞踊。
素敵な舞でした。
続いて詩吟サークル。

とっても素敵でした。
また小中高生で作る詩吟サークルの方も披露しました。
すごいですね♪
こちらは司会の方々。

みなさまありがとうございました。
僕も地域のために頑張ります。
さて、きょうの質問詳しく解説☆
は保育園と道路修繕の問題です。
保育園は
少し熱が出ると預けられない問題を取り上げました。
いわゆる病児、病後児保育というのですが、
袖ヶ浦は導入済みです。
これをなんとか実現させたい。
次の道路修繕は各自治会からの要望を
希望した自治会長さんとは一緒に市役所に行って、
解決策を探していますが、
それでも根本的に予算が足りていないと感じています。
その意義について掘り下げようとしました。
さて、どうなったか。
お聞き下さい。
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下田けんご)
続いて、保育園について聞きます。
学校の耐震化も重要です。
また、11ある古い保育園をどうしていくのか、まだ光が見えません。
木造の平屋だから地震に強いという意見をいまだに聞きます。
しかし、確認ですが、
既に建築士によって松丘地区のあけぼの、亀山、
周南地区の宮下、常代、そして貞元地区の上湯江保育園の5つは、
その古さと状態から早期に建て直すべきと建築士の診断を受けています。
本当に財政が苦しいという理由で、
さらに10年以上も先送りするのでしょうか。
久保保育園と中保育園の耐震診断も行われました。
こうした結果や財政が厳しい中でどうやって子供たちを守るのか、
まさに政治の大方針が求められています。
木更津は公立と民間、およそ半分半分です。
国の補助金がなくなったため、
ほとんどの公立を民営化した自治体もあります。
一体、君津市はどういう保育園にするのか、
まずその案をできるだけ早く示していただきたい。
次に、少なくとも、民間保育園が1園しかない状態は偏りがあります。
民間といっても千差万別です。
市民にとってよい、
また市役所の保育の方針を理解する社会福祉法人を探し、
協力していかなくてはなりません。
例えば、その一歩として
貞元の学校用地など既にある市有地を利用し、
建設と運営をしてもらう社会福祉法人を公募してはどうですか。
見解をお聞きします。
次に、建て直しを待つまでもなく、
老朽化した部分にはきちんとした修繕が必要です。
現状、維持補修費は
保育園1園あたりどのくらいでしょうか、お聞きします。
次に、病後児保育について聞きます。
私の子供も保育園でお世話になっていますが、
例えば、熱があるとき預けることはできません。
かわりに見てもらえる人が見つかればよいですが、
例えば、状況によっては仕事を休めない日、
預ける人がいないことは当然あります。
やはり病後児保育を実現していただきたいと思いますが、
見解をお聞きします。
◎保健福祉部長
細目2、市立保育園についてお答えいたします。
公立保育園の再整備計画については、
保育の安全性を確保するため
計画的かつ
早急に整備を進めていく必要性を認識しております。
現在、上総地区のあけぼの保育園と亀山保育園の統合について、
地元のご理解を得ながら進めているところでありますが、
次の段階として、これまでの検討経過を踏まえ、
周南地区の宮下保育園と常代保育園の建てかえについて、
統合を視野に入れた中で進めてまいりたいと考えております。
また、厳しい財政状況の中では、
市有地を利用して保育園を公募する方式などのような、
民間活力の導入を図っていくことも
重要な行政課題の一つと認識しております。
今後、早い段階で焦眉の課題である
周南地区の保育園の建てかえをどのような形で進めるのかを
具体的に検討するとともに、
中長期的な保育園全体のあり方についても検討してまいりたいと考えております。
次に、保育園の維持補修費ですが、
平成24年度予算では約620万円、
1園あたり48万円となっており、
今後とも維持補修に努めてまいります。
次に、病後児保育については、
児童が病気の回復期であり、
かつ集団保育が困難な期間において児童を
病院、診療所、保育所等に付設された専用スペース等で
一時的に保育する事業であります。
本市の公立保育園では、
保育園と保護者で十分な話し合いを行い、
管理体制を整えた上で慎重に対応しているところであります。
病後児保育の実施にあたっては、
安心こども基金などの補助金の活用が見込めますが、
医療機関との連携、
協力体制の構築が必要となることから、
引き続き検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
【答弁を受けて再び質問】
下田けんご)
また、市立保育園について具体的な答弁がありました。
市役所で公共施設の見直しをされるのは
来年以降だというふうに聞いておりますが、
今後の方針について、
少なくとも保健福祉部のほうで踏み込んで
きちんとつくっていただきたいというのが私の希望であります。
そして、
それは絶対に必要だと思います。
例えば、
今年度中に保育園のあり方について方針を出すべきではないですか。
○議長(小林喜久男君) 保健福祉部長。
◎保健福祉部長
お答えいたします。
建てかえや統廃合、
保育園のあり方について方向性を出すため、
今年度中にそういった検討する組織を立ち上げたいと思います。
結論はもう少しかかるかと思います。
以上です。
○議長(小林喜久男君) 下田剣吾君。
◆2番(下田剣吾君)
ぜひ、きちんと定めて、
そして全庁的に
それに対しては協力していただきたいと思います。
続いて、
私たちは議員有志で保育園を見て回ったんですが、
そのとき、例えば、
あけぼの保育園では床のへこみとか天井が下がっているようなところも見ました。
または、小櫃保育園で
ウッドデッキが
もうだいぶ経年劣化している様子、
あるいは段差があって床におりられないような、
実は補修したいんだけれどもというような現場の声もありました。
しかし、そういう中で
1園あたり維持補修費48万円というのは決して多くないと思います。
財政難ということが職員もわかっていますので、
遠慮される部分もあると思います。
そうしたことがないように、
事故が起きる前に十分な修繕予算をつけていただきたいと要望いたします。
次ですが、病後児保育について、
本当に我々の世代の、
例えばパートをしている友達なんかは、
遅刻したり、あるいは子供の病気で欠席するということでさえ
会社にとがめられて、
そして首になってしまうような例があるんです。
現実にお母さんたちは今も困っていると思います。
ですので、聞きたいんですが、
ここに次世代育成支援行動計画後期計画というのがあります。
これは22年につくられた大切な計画ですが、
ここに平成26年までに1日3人の病後児保育を受け入れる
というふうに書いてあります。
年間にすれば数百人になりますが、
これにあたってはなるべく早く、
本当にもうすぐにでも準備を始めないといけないのではないですか。
病後児保育の実現を求めますが。
○議長(小林喜久男君) 保健福祉部長。
◎保健福祉部長
お答えいたします。
私ども内部で検討しておりますが、
いろいろ実施にあたっては専用スペースの設置、
あるいは必要な職員等の配置もございますので、
先ほどもご答弁させていただきましたが、
もうしばらくお時間をいだたきたいと思います。
以上です。
○議長(小林喜久男君) 下田剣吾君。
◆2番(下田剣吾君)
しばらくの時間というのは、
少なくともこの計画で定められた平成26年までだと
市民も私たちも思っていますので、
しっかりとした実現性を持っていただきたいと思います。
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まず病後児保育ですが、
現状は祖父母や知り合いになんとかお願いしてしのいでいる親もいると思います。
だからって市役所が準備をしないのはおかしいです。
今回は病後児保育に関する市の期限があることを調べて、
必要性を強調しました。
さいご、大きなプレッシャーをかけたつもりです。
保育園の修繕の話も、
君津市はなにかあると「財政難」ということが言われますが、
もちろん意義のないバラマキはだめだとしても、
知恵を出し、努力しなければいけないと思います。
「良い人のガマン」に頼る行政ではいけない、というのは僕の信念です。
また保育園の方向性について、
「今年度中に検討委員会を立ち上げる」との答弁。
12月の質問ですから、3月までに立ち上げるということで、
かなり積極的な答弁だと思います。
今も話し合いは始まったようで、
大胆に自由に話し合っていただければと思います。
さて、続いては自治会から要望のある小規模の市の道路や側溝の修繕についてです。
最近は、小糸地区の自治会長の方々が話を持ってきてくれることもあるので、
一緒に市役所に行って、できることをしています。
ただ、どうしてもできないことも中にはあります。
そうした構造上の問題を指摘しました。将来のために。
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下田けんご)
最後に、道路について聞きます。
自治会などの要望で最も多いのは、
やはり道路関係の修繕だと思います。
多くの自治会の役員の方は、
写真など資料をつくったり、
雨の日に状況調査をしたりしながら
必死の思いで市役所に要望しています。
その中で、
やはり財政が厳しいという理由で
できていないことが多くあるように感じています。
まず、道路などの補修について、
23年度の要望の数、
そしてそのうち解決したものの率を教えてください。
◎建設部長
自席よりご答弁申し上げます。
大綱6、道路行政について、
細目1、補修などの予算についてお答えいたします。
平成23年度の道路補修等に係る要望につきましては、
全体で1,035件ありました。
このうち直営作業や修繕工事で処理した件数は875件、
約85%となっております。
したがいまして、
160件の要望につきましては、
本年度へ持ち越しとなっております。
修繕工事につきましては、
舗装の打ちかえや
側溝等の補修などの要望が多く、
緊急度の高い個所から工事を実施しておりますが、
近年要望事項が多様化しており、
次年度への持ち越しが多くなっております。
今後は、厳しい財政状況の中で、
地域の生活道路の簡易的な補修や除草作業につきましては、
原材料支給や公共用ごみ袋の配布を充実させるなど
地域の皆様のご協力をいただきながら、
安心、安全な道路管理を進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
【回答を受けて再質問】
下田けんご)
それでは、建設部のことに移りますが、
自治会の道路などの要望について
160件の要望がなかなか解決できないでいる
ということでしたが、
部長の感覚でいいんですが、
このうち、
お金があればやってあげたいんだけれども
というようなものは
大体どれぐらいの割合を占めるか、教えてください。
○議長(小林喜久男君) 建設部長。
◎建設部長
お答えいたします。
160件ほとんどが予算の関係で、そういうようなものでございます。
以上でございます。
○議長(小林喜久男君) 下田剣吾君。
◆2番(下田剣吾君)
そういう意味では、
さらに大きな問題としては、
毎年新しい道路がつくられているようなこともあります。
そして、
また君津市はできた時期がだいぶ重なっているので、
橋も道路も一気に老朽化していて、
補修費がかかっているという問題があります。
それと、プラス160件の積み残しが
また積み重なっていくという意味では、
このまま負担がふえていくと、
解決できない課題がふえていく可能性があるということが
言えるんじゃないでしょうか。
○議長(小林喜久男君) 建設部長。
◎建設部長
お答えいたします。
160件できなかったというのは、
中にはその必要がないと、
まだまだ十分に対応できるというようなものも含めての話でございまして、
私ども、先ほどもお答えいたしましたように、
やはり必要性の高いところからしっかりとやっていく
ということでございますので、
やらなかったところについては、
しっかりとその辺を地元の方にも説明して、
ご理解をいただいてます。
全部それをやるということではございませんので、
ご理解をいただきたいと思います。
○議長(小林喜久男君) 下田剣吾君。
◆2番(下田剣吾君)
今ので、部長の言うことの一部はわかりましたが、
私が言ったのは、そういうこともあるし、
さらに君津市特有の事情でさまざま一気に老朽化を迎えているので、
今後問題があるんじゃありませんかという指摘でした。
ですので、そういう意味で言ったら、
一律に維持補修費が削られていったり
現状維持されるというのは、
現場に無理を来していると思います。
もう1点、自治会の方というのは
完全にボランティアなんですよね。
一生懸命雨の日に体をぬらしながら行って、
写真を撮って、
そしてどうにかしてほしいという思いで書類を出す。
それに対して、これはだめだよというふうにすることに対しては、
まさに部長がおっしゃったように説明責任だって問われる。
そして、財政だって、
今後ふえていくであろう維持補修費に関しての観点を
きちんと考えなければいけないと指摘しておきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーここまで
というわけでした。
いかがでしたか。
160件の要望が持ち越されていることがわかりました。
もちろん、命の危険があるところが放置されているというニュアンスではありません。
しかし自治会関係者にしてみたら、
まわってきた会長の職で書類を作り、足を運んで、
できませんでしたでは、信頼関係に関わると思います。
自治会の方々は自分のため、ではなくて、
地域のだれかやこどもたちの安全のため、
まさにひとのためにボランティア精神でやっているのですから。
これについては今回の3月議会でも取り上げます。
そうです。
個人質問の日程が決まりました。
3月7日(木)午前10時~
下田けんご 君津市議会 個人質問場所 市役所8階にお越し下さい。
予約不要、服装自由、入退室自由ですので、
図書館のついでに、
アピタの買物のついでに、など
お気軽にお越し下さい。
今回のテーマは
☆選挙の事務は効率的ですか?
☆農業委員会が農家に悩みや
今後の課題をアンケートしたみたいですがどんな内容ですか?
☆議会が提案して任命した「防災アドバイザー」は活躍していますか?
☆職員採用の年齢を緩和しませんか?
☆障がい者雇用をもっとすすめませんか?
☆国民健康保険証って、カードの字が小さすぎませんか?
☆草がぼーぼーの空き家なんとかなりませんか?
すごーくかみくだいて言うとそうした内容を聞きます。
ちなみに
僕のあと、午前11時15分からは同じ30代のすなが和良市議が質問しますので
合わせて、よろしくお願いします。
下田けんご