あっという間に年の瀬を迎えました。
コミュニティバスの不正通行、
トンネル崩落と市民の皆様に大きなご迷惑をおかけしました。
また不幸な事件も絶えません。
来る新しい年が少しでもよいものであるように願ってやみません。
また、下田けんごの個人質問に来ていただいたみなさん、
本当にありがとうございました。
久しぶりの議会で緊張しましたが、
皆様の応援のおかげで何とか無事に終えることができました。
質問の後にも執行部に政策提案をさせていただきました。
また同じ中央高校出身の先輩である
松丘の池田文男市議を委員長に、決算委員として、
君津市議会始まって以来初めての「附帯決議」を行いました。
これまでも市議はそれぞれの市役所の政策の改善を求めたり、
課題を指摘したりしてきましたが、
今回は委員会、本会議、全会一致でその改善を迫るもので、
非常に重いものです。
それをまさに説得や折衝、話し合いを通じて、
市民のために実現できたことは、
まさに新しい議会のスタートだと感じています。
これからもがんばります。
さて個人質問はいま、スマホやパソコンで
いつでも時間のある時に見ることができます。
こちらをクリックして
下田けんごの質問をいつでもスマホやパソコンで☆再生ボタンを押していただければ始まりますので、
ぜひご覧下さい。
最後に
質問の原稿を公開します。
どんな答えがあったのか、
それに対する下田の質問は?
ぜひビデオをご覧ください
下田けんごの質問をいつでもスマホやパソコンで☆ーーーーーーーーーーーーーー
下田けんご)
ただいま、安藤けいじ議長より
許可を頂きましたので、
通告に従い、質問いたします。通告順序3番、議席番号2番、
下田けんごです。質問は、大きなテーマである大綱が5点、
その中の項目である細目が8点です。
まず、冒頭でありますが、
私は市民の皆様のあたたかいご支援で、 再び市議会に戻ってまいりました。
雨の日も風の火も時間をさいて助けて下さったボランティアの皆様
1人ひとりと市民の皆様に心より感謝申し上げます。
自ら選んだ道ではありましたが、
無職、アルバイトの暮らしは、簡単なものではありませんでした。
しかしながら。
その厳しい経験は
わたくしの人生の大きな糧となりました。
一つは議員としての覚悟です。
私はあらためて、
市民の立場に立って仕事をするんだと
決心する事が出来ました。
さまざまな事情で苦しむ
立場の弱い人たちのために。
また目先の利益でなく、君津の未来のために
覚悟をもって取り組んでまいります。
しかし、
同時に、新しく手に入れたのは柔軟さです。
志のある議員や
職員のみなさんと協力しながら、
しなやかに、
大きな改革を
成し遂げていきたいと考えています。
またこの議場には、
市町村のまちづくりに精通した石井副市長、
県教委で数々の改革を成し遂げた山口教育長がいらっしゃいます。
こうした方々がまさに力を発揮していただけるように
議会としてやっていきたい、そう考えています。
どうかよろしくお願いいたします。
質問に入ります。
最近、注目を集めている、
フードバンクという制度の
活用についてお聞きします。
フードバンクとは、
食品会社で印刷がずれたりする
などの理由で、内容には問題がないのに
市場に出荷できないものなどを集めて、
生活に困る人々に配布するという活動です。
私は多くの自治会長や
民生委員さんからお話をお聞きしますが、
高齢化や一人暮らし世帯の増加により、
生活の苦しさを訴える市民が
明らかに増えています。
現状では、自治会長や民生委員さんが
独自に食べ物を支援する、
そんな場面もあると聞きました。
本当にありがたいことです。
しかし、そのような善意に、
市役所が甘えすぎるのはおかしいと考えます。
生活に困る市民への支援として、
また、自治会長さんや民生委員さんの
負担を少しでも減らしていくために、
フードバンクの仕組みを活用しては
どうでしょうか、見解をお聞きします。
次に、市民の命を守る防災対策について、
安全な保育園にするための質問をします。
平成二十年度に、専門家によって、
市内の保育園は
耐震などについて診断を受けました。
その際に、市立保育園のほとんどが
致命的な老朽化を指摘されています。
新しく建てられた、小櫃保育園と
人見保育園以外の、亀山保育園も、
あけぼの保育園も、宮下保育園も、
常代保育園も、上湯江保育園も、
久保保育園も、南子安保育園も、
中保育園も、小糸保育園も、清和保育園も
大地震の時、
こどもの命を守る保証がないまま、
放置されています。
保育園は、
大規模な災害から
君津市民の命を守るための
防災計画に位置付けられた指定避難場所です。
では、その避難場所の、
市民の、子どもたちの安全のために
耐震補強をどの程度行ってきたのか、
お聞きします。
次に、教育の充実についてお聞きします。
はじめは、生活が苦しい家庭等の
子どもへの学習支援です。
生活が苦しい家庭や
ひとり親の子どもたちに対して、
国が予算を拡充したことから、
多くの自治体で
積極的な学習支援等を行っています。
本市でも必要だと考えるが、
実施の具体的なスケジュールをお聞きします。
次に通学路についてお聞きします。
まず、君津市では危険なまま、
対策がなされていない、通学路が多すぎます。
実態を把握するために、
通学路の歩道、信号の設置、
また、停止線や横断歩道の引き直し等の
要望はどれくらいあがっているのですか。
そして子どもたちを守るために出された
こうした要望に対して
どれくらい工事を行ったのか。
その改善率をお聞きします。
次に小糸地区の中小学校と
小糸中学校周辺の児童生徒の安全対策についてお聞きします。
まずは小糸の皆さんのこどもたちを思う
思いで実現した
中島から塚原にかけての歩道整備が
ようやく完成に近づいています。
しかしながら、中学校に近い、
糠田の変則五さ路については
今年度中の
完成を見ることができませんでした。
補助金に関わる理由とはいえ、
これまで協力してきた地元の皆さんの
ショックは非常に大きいものがあります。
また、中小学校周辺に関しても、
今回整備された歩道から、
小学校に入るまで、歩道が途切れていて、
このままでは事故の可能性もあります。
具体的な安全対策を
どのように進めていくのかお聞きします。
また、小学校については、
鈴木病院さんに近い、
上かみ地区も歩道が途切れています。
早期の歩道設置を求めますが、
見解をお聞きします。
次に、こどもたちへの
ヤマビル被害についてお聞きします。
イノシシや鹿の増えていることから、
血を吸うヤマビルが
急速に範囲を拡大しています。
本市の児童生徒にも被害があるのか、
状況をお聞きします。
市民の方からは、亀山地区の
坂畑小の通学路での被害があった
との相談もありました。
具体的な対策と、
スケジュールをお聞きします
次に、
市役所のムダ削減についてお聞きします。
平成二十六年度決算が出ました。
収入における、人件費などの
固定費が占める割合を示す、
経常収支比率は、97.6パーセント
という異常に高い数字をまた記録しました。
市役所は危機感を感じているのでしょうか。
まずは経費である光熱水費等、
印刷、コピーなどの削減状況をお聞きします。
関連して、「無駄な」公共事業についてです。
観光地である鹿野山九十九谷で、
完成したはずの木製の展望台が
いつの間にか、撤去され、なくなりました。
これにも多額の予算が使われたはずです。
設置された期間と、
使われた予算をお聞きします。
最後は消防政策についてお聞きします。
最初に、
消防職員の安全についてお聞きします。
消防や救急で日々、
市民の命を守っている消防職員が、
業務に必要な被服や装備品を
自費購入させられているとの情報があります。
本当にそのようなことがあるのでしょうか。
その事実関係を、
内容と金額についてお聞きします。
次に、市民のためにボランティアで
働いている消防団員の安全と
負担軽減についてお聞きします。
消防団員や消防車が待機する消防団機庫が、
いまだに大地震の時に
壊れてしまう状態で、放置されています。
耐震化をいつ図るのか、
耐震性のない機庫の安全化に向けた
具体的なスケジュールをお聞きします。
最後は消防団の負担の軽減についてです。
人口が減っていること、
また若者の労働環境の悪化で、
消防団員の負担が大きくなっています。
君津市では九六〇という
多い定数をがんばって維持してきました。
それ自体は素晴らしいことですが、
実態がどのようになっているか、
意外と知る人は多くありません。
実際に活動していない団員、
連絡の取れない団員は
どれくらいいるのでしょうか。
また、そうした状況の中でも、
頑張っている消防団員の皆様は
どのようなことに負担を感じていると認識しているかお聞きします。
以上で1次質問を終わります。
二次質問は質問席で行いますので、
よろしくお願い申し上げます。
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いかがでしたか?
それでは、良いお年をお迎えください。
下田けんご
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