君津市議会は
定数24から22に
2議席の削減を実現しました!同僚議員のみなさんや、
市民の皆様のおかげだと思っております。
ここまで来るのはなかなか簡単ではなかったと思います。
私が初当選した6年前では実現できなかったことだと思います。
私は政治活動や選挙を通じて、
君津市の議員定数の削減はやらなければいけないことだな、
と感じていました。
また、市役所の中の若手が、
市民のために一生懸命、
事業の見直しや改善に取り組んでいます。
議会だけがそのままというわけにはいかない、
そう考えていました。
しかし公約ではあえて
「市役所や議会のムダを削減!」
としました。
具体的に定数や削減に触れなかったのは、
あくまでも議会で、議員同士で話さなければ決められないし
決めるべきでないと思ったからです。
なので気になる市民の方々から、
「削減できるの?」と聞かれた時には、
「そのために、一生懸命がんばりますので、
少々お待ちください」と良い、
賛成反対の状況や
他の議員の状況についても話さないできました。
実現するまでが勝負だと思っていたからです。
今回議論を主導したのは安藤議長を中心につくられた
議会組織検討会議
という会議でした。
メンバーは
安藤敬治議長
小倉靖幸副議長
真木よしお市議(会派真政会代表)
鈴木りょうじ市議(会派君津創生代表)
榎本貞夫市議(会派公明党代表)
磯貝清市議(会派きみつ未来代表)
加藤きよみ市議(総務委員長)
保坂よしかず市議(教育福祉委員長)
高橋明(経済環境委員長)
下田けんご(諸派から1名)
議会事務局職員
という構成でした。
当初、私は入っていませんでしたが、
須永和良市議が議会基本条例
という具体的な仕事を担当することになり、
その代りに入らせていただく事になりました。
まず私が意識していたのは、
世代も経験も違う方が混在しているため、
できるだけ多くの方が発言をしやすくすること、
最短距離でなくても、
少しずつでも
議論が進んでいくことを意識しました。
具体的には質問が投げかけられた時に、
口火を切って、最初の意見を言ったり、
議論があらぬ方向へ行かないように、
必要な法的な事項、
論理的なポイントなどを
議会事務局を通して、
整理していただくことなどを行いました。
実際、15年近くそのままだった定数です。
6年前私が初当選した時の議論は雰囲気は
自由闊達とは到底いえないものでした、
「俺は65を超えて年金がある。
子育てをしているお前らが
議会にいられなくしてやる」
そんな謎の言葉で、
当惑した場面もありました。
ですが今回の検討会議や
そのあとの議員全員協議会での
議員の発言は
市民のまっとうな感覚、
また自らのしっかりとした考えに基づいたものだったと思います。
ちょっと上から目線ですね、
でも実際ほんとうに
「この方はこんな風に考えていたのか」と
感動するような場面もありました。
検討会議の議論の中では
非公開の会議でもありましたので、
自分たち若手の現状をさらけだすような少し恥ずかしい議論や
ベテランたちの苦労をフォローするような発言も私自身はしました。
そうしたさまざまな流れの中で
決めたことを今は良かったと思います。
最終日の採決では
3人が反対、1人は欠席という結果でした。
※賛否はこちらで公開されています↓
反対した方の議論も、
・君津市は市域が広く人口も市街地に偏っているため、
単純に削減すると、
今よりも山間部の声が届きにくくなること、
また、
・市役所職員は市議会での指摘で明らかに仕事を改善する。
その人数は多い方が良いのではないか。
議員が減ると、対応する仕事が減るので職員は喜ぶのでは。
そのような意見もありました。
賛成した私としては
このような懸念が現実にならないように、
今まで以上に努力を重ねて、
市民の意見を
市議会や市役所の政策に伝えていきたいと考えています。
また、6月議会の下田けんごの質問も映像が公開されました↓
下田けんごの質問映像はこちら★
安全・無料です☆無料ですので是非お気軽にご覧ください☆
今後君津市議会は議会基本条例を策定を予定しています、
そのために特別委員会も設置しました。
議会改革の取り組みもすすめていきます。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。
下田けんご